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先に与えると豊かになれるという原則

人に与えていますか?



モノでも、サービスでも、情報でも、
投資の枠でも、

ひとり占めにするより、人に与える方が
自分もより豊かになっていくんです。



中には、

「人に与える?与えたら、自分の分が
 無くなっちゃうじゃないか!」

「勿体ないから、人に与えるなんて
 絶対にしません!」


という考えもあると思います。


この考え方は、原理原則の観点から言うと逆です。

 

 

人に与えると、無くなるどころか
より豊かになっていくんですね。


これは、スピリチュアルな話ではなく
7つの習慣などにも書いている
原理原則の話です。



例えば、返報性の法則、という
言葉にもあるように

与えた相手から、直接返ってくる
こともありますし

与えた相手からでなくても、

恩送りのような形で、巡り巡って
返ってくることもあります。



自分の富の僅かでも、人に与える、
もしくは、人から与えられたら
それを、その相手や誰かに恩送り
することで、巡り巡ってまた
自分に返ってくるんですね。

 

 

「富の再分配を自分自身で行う」ということです。



とはいえ、見返りを求めず

相手に与え続けるのは
そう簡単なことではありません。



「見返りはいらないよ」と

自分では言ったり考えたりしていても

心のどこかでは少し考えてしまうことも
あると思います。


もちろん、それが悪いという
話ではありません。



見返りを心のどこかで求めてしまっていた
としても、それ以上に人に与えることは
素晴らしいことだからです。


そして、それができる人は、その人自身も
豊かになる、という話です。



このあたりは、私自身、心の底から
純粋な先に与える精神でいられているか
まだ自信がない部分もあります。


そのため、今もまだ修行中です😃




私はキリスト教ではありませんが、
ビジネスや人生の勉強として
聖書を読むことがあります。


今回のテーマで、参考になる話が
あったのでご紹介しますね。



ユダヤ人の成功哲学
「タルムード」の金言集に
【魔法のザクロ】という話から引用です。


---------------ここから---------------

とある3兄弟が世界に宝物を探しに出かけ

長男は「世界の隅々まで見渡せる瓶」を
次男は「魔法の絨毯」を
三男は「ざくろの実」を持ち帰った。



ある日、長男が

世界の隅々まで見渡せる瓶を見ていると
なんと、ある国のお姫様が
重病でベッドに寝ている姿が映った。


傍で王様が嘆いている。

「誰か治してくれる者はいないか、
 早く治してくれる者はいないか。

 どんな医者を頼んでも娘は回復しない。
 早くしないと死んでしまいそうだ。」


これを聞いた3兄弟は、急いで行こうと
次男の魔法の絨毯に乗って
お姫様の元に飛んで行った。



そして、三男が

「これを食べればお姫様の病気が
 きっと良くなるに違いない」

と、ザクロの実を半分に割り
お姫様に差し出した。


一口、二口、お姫様が食べると、
顔に精気が戻り、

それまで歩くこともできなかった
お姫様が力強く立ち上がることができた。



王様は感激し、3兄弟にこう申し渡した。

「お前たち3人のおかげで
 姫が重病から回復した。
 
 3人の兄弟の誰でも姫と結婚してよい。
 話し合って誰が結婚するか決めなさい。」



すると、姫が

「私に質問させてください」

と割って入った。



まず長男に姫が聞いた。

「あなたは、世界の隅々が見渡せる瓶で
 私の重病を発見してくださいましたが、
 その瓶は今でも元のままですか?」

と。


長男は、

「はい、全く元のままです」

と答えた。



続けて、姫は

「2番目のお兄様、あなたは
 魔法の絨毯に乗って私のところに
 いち早く駆けつけてくれましたが、
 その絨毯は今でも空を飛べますか?」

と。


次男は、

「はい、全く元のままで何も傷ついて
 いませんし、空を飛べます」

と答えた。



最後に、姫は

「さて3番目の弟さん、あなたは私に
 ザクロの実を食べさせて病気を
 治してくれました。
 そのザクロの実は以前と違いますか?」

と。


三男は、

「はい、お姫様に半分差し上げましたので、
 今は半分しかありません」 

と答えた。



すると、姫は高らかに宣言した。

「私は、この一番下の弟と結婚します。
 彼は私のために大切なザクロを半分
 失ったのですから」


---------------ここまで---------------


この話で大切なポイントが1つあります。


それは、

「No pain, no gain.」

 ↓↓↓

「まず失わなければ何も得られない」

ということです。



つまり、

「先に捧げる(与える)」

というのが、絶対的なルールなんですね。



これは、ノウハウやハウトゥではなく
この世のルールである「原理原則」の話になります。


以前、このブログでもお話しした
トレードオフの概念にも通じます。



【先に捧げる】

つまり、


投資に例えるなら、
先にお金やリスクを捧げるから
さらなるお金が返ってくる



ダイエットに例えるなら、
先にカロリーや運動を捧げるから
スリムな体が返ってくる



労働収入に例えるなら、
先に働いて労働力や時間を捧げるから
お給料が返ってくる



というわけです。



「お金払うから、先にもっと沢山の
 お金をください」

「これから働くから、先にお給料ください」

「これから間食を止めて、運動するから
 先に体重減らしてください」


ということはあり得ないですよね😅



「先に与える、先に捧げる」という、

【先に犠牲を払う】ことがあって、
初めて対価を得られる
んですね。



フォークとナイフを持ったまま
スープを飲むことは出来ないので、
スープを飲むスプーンを持つためには、

「フォークかナイフを先に
 手放す必要がある」


ということです。



先ほども言ったように、この話は
トレードオフの話】でもあります。

 

ユダヤの教えでもある
ビジネスの成功哲学なんですね。


ビジネスどころか、人生において
何かを得るために大切なことでもあります。




三男は、姫と結婚しようと思って
ザクロの美を半分与えたわけでは
無いと思います。


見返りを求めずに、先に捧げた結果
姫の愛を手に入れ、幸せな未来を得る
ことができたんですね。




聖書には、『神は「毎年,種をまいて畑にできる全ての産物の10分の1を必ず納めなければなりません」と命じました。』と書かれています。


マザー・テレサは、『飽くことなく与え続けなさい。痛みを感じるまでに、自分が傷つく程に与え尽くしなさい。』と言っています。


ウォルト・ディズニーは、『与えることは最高の喜びなのだ。他人に喜びを運ぶ人は、自分自身の喜びと満足を得る。』と言っています。




著名な方々が言葉を変えて話していますが、


要約すると、
見返りを求めずに与え続けること、
それ自体が自分にとっての幸せになる。

また、結果的に返ってきたものによって
自分自身が豊かになれる可能性がある
ということだと思っています。




私自身、お金も時間も情報も、先に与えるを実践した結果、自分自身も豊かになりました。

もちろん、マザーテレサやウォルトディズニーの足元にも及びませんが。。



「見返りを求めず、傷つくまで与え続ける」

これを実践することは、なかなか簡単ではありませんが、少しでも近づけるよう日々成長していきたいと思います😊