NISAとiDeCoについてのおさらい
このブログで何度も取り上げている
NISAとiDeCoについて、今一度
それぞれの特徴をお話しします。
もし、
「NISAとiDeCoって名前は知ってるけど、内容はよく分からない…」
という方は参考にされてください。
〇NISA
NISAといっても、いくつか種類があります。
「NISA(一般NISA)」
「積立NISA」
「ジュニアNISA」
個人的にはどれもおすすめです(^^)
「積立NISA」
と聞くと、
「積み立てている間は元金や利益がロックされてしまうんじゃ…」と思うかもしれませんが、積立NISAはいつでも解約することができます。(解約とは、持っている投資信託を売却してお金に変え、それを出金できるという意味)
NISAとは、一言でいうと「非課税」のことです。
通常、投資で出た利益には20%の税金がかかるのですが、NISAはかからないんですね(年間のNISA枠の範囲内なら)。
利益に対してかかる税金が0円なので、かなり美味しい制度です。
私は投資は自己責任とよく言っていますが、個人的にNISAは、正直、利用しない手はないと思っています。
この制度のターゲットは、一般の会社員や自営業です。
もちろん私もやっていますし、私の周りの友達や投資家仲間のほとんどがやっています。
国が、国民に対して「投資をして自分で資産構築できるように」と作ってくれた仕組みなので、ぜひ利用したいですね(^^)
ちなみに、私の今現在の実績でいうと、積立NISAを始めてから数年間で利益が約44%出ている状況です…!
もちろん積立NISAは長期投資なので(どれだけ短くても15年以上は運用する)、たった数年でどうこうは無いのですが、早くやればやるだけ良いと思っています。
あと、どの投資信託を積み立てるかが非常に重要なのですが、
個人的には米国株式指数(S&P500)に連動した投資信託が一番いいと考えています。
理由は一言でいうと、長期投資(15年以上)で絶対に負けない実績があるからです。
他には、全世界株式や先進国株式もおすすめです。
いずれにしてもアメリカの割合が大きいので、アメリカに連動して変動はすると思います。
なお、NISA口座は1つの証券会社(や銀行)で、1つしか持つことができません。
複数の銀行で複数のNISA口座を持つことはできないのでご注意ください。
また、「積立NISA」と「NISA」はどちらか片方しかできないのでご注意ください。(区分変更の申請を出せば変更はできます)
〇iDeCo(確定拠出型年金)
iDeCoも、積立NISAと同じ「積み立て投資」です。
仕組みは似ている部分もあるのですが、違うところは「60歳まで出すことが出来ない」というところです。
名前の通り、個人で積み立てる年金なので「年金がもらえる年齢=60歳」までは引き出せないんですね。
これは、積立NISAには無いリスク(流動性リスク)と言っていいかもしれません。
あとは、維持にコストが掛かる、必ず儲かる保証は無い、という点もデメリットと言えばデメリットでしょうか。
ただ、個人的にはそれでもiDeCoはやった方がいいと思っています。
リスクを踏まえても、それ以上にメリットがあるからです。
では、それは何かと言うと、積み立てに支払ったお金が、そのまま控除になることです。
節税になるということですね。
なので、会社員はもちろん自営業の方にもおすすめです。
特に、高給取りのサラリーマンや安定した大手企業にお勤めの方は絶対にやった方が良いと思っています。
ちなみに、私もやっています(^^)
私はS&P500(米国株式指数)を積み立てていますが、数年の運用だけで損益率がプラス40%くらい上がっています…!
なお、どの銘柄を選ぶかについては、
・米国株式
・全世界株式
・先進国株式
こういったところを、低コストのインデックスタイプで運用するのがいいです。
このあたりは、積立NISAと一緒ですね。
米国株式は言わずもがな、全世界株式と先進国株式も大半がアメリカなので、いずれにしてもアメリカに連動して動くのですが、少しでも一点集中のリスクを減らすなら、全世界株式か先進国株式がいいかと思います。
ちなみに、米国に限らず、どの国であっても
金融危機などが起きたときに暴落する可能性はあります。
しかし、米国株式に関しては
長期で見ると上がっていきます。
(過去の実績を見れば分かります)
そのため、やるときは必ず長期(最低でも15年以上のスパン)で積み立てるようにしてください。
NISAとiDeCo、私がおすすめする数少ない投資の2つなので、今一度おさらいしてみました(^^)
少しでも参考になれば幸いです。