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詐欺投資を見分ける5つの方法

コロナのせいで、

経済的に不安を感じている人が多いからか

ここ最近、投資に挑戦する人が増えています。



そんな中、比例して増えているのが

「投資詐欺」です。



警察庁の資料によると、2020年度における

投資詐欺の被害総額は、前年度の3倍にも

のぼると公開されています。


2021年度は、恐らく

さらに増えるでしょう。




私にも、ここ1~2年で

友だちや知人から、投資の相談を受ける

ことが非常に多くなっています。


そして、その大半が詐欺か詐欺まがい、

そのどちらでも無くても、利益の出ない

まともじゃない投資であるケースばかりです。




投資に使うのは、自分の大切な資産です。


絶対に投資詐欺に入れてしまわないよう、

自分の身は自分で守るようにしましょう。




詐欺投資は、ある特定の条件を満たせば

非常に高い確率で見抜くことができます。


今回は、その「投資詐欺を見抜く5つのポイント」をお伝えします。



比較的覚えやすい内容になっているので、

投資に興味がある方はもちろん、

それ以外の方でも、


間違っても自分の資産を

詐欺られないよう、しっかりと

頭に入れておいてほしいと思います。




「こういう投資は、詐欺である可能性が高い…」

5つの要素は次のとおりです。


1.エントリーできる金額が小さい

2.運用者の顔が見えない

3.利回りが異様に高い

4.スキームが複雑

5.元本がすぐに戻ってくる(と謳っている)



では、一つずつご紹介しますね。




1.エントリーできる金額が小さい

 



少額でエントリーできる投資は詐欺である可能性が高い、というものです。

投資できる案件があったとき、エントリーできる一口あたりの金額が小さいと危険です。

 

具体的な金額をあげると、数万円~十数万円くらいは特に危険です。

 

なぜならば、少額だとマネーリテラシーの低い人を集めやすいからです。

マネーリテラシーの低い人、言葉は悪いですが情弱の人は、少額の投資に騙されやすい、騙されたことに気づいても対処しようとしません。
「高いけど、いい勉強代になったと思えば…」
「訴訟裁判をやるにしても、そっちの方がお金掛かるしなぁ。。」
このように思う方が多いんですね。
詐欺師は、そこまで見越したうえで少額の詐欺を仕掛けるわけです。

投資の原則に、「エントリー金額が大きいほど保全が効いている」というものがあります。

証券会社で行うトレードや積み立てなどを除いて、少額でできると謳っている投資は、基本的には詐欺か詐欺まがいと考えてください。


2.運用者の顔が見えない

 



運用者が誰なのか分からない、運用者の顔が見えない投資は詐欺である可能性が高い、というものです。
詐欺投資を仕掛けるわけですから、運用者(詐欺師)は自分の情報を隠すわけですね。

そもそも、運用者など誰もおらず、運用しているフリをして搾取するケースもあります。

(ポンジスキームなどが該当します)

実績があり、評判のいい投資は運用者が誰なのかが明確です。
顔や名前はもちろん、パーソナルな情報を開示しているケースも少なくありません。
私が利用しているファンドも全て可視化されています。

運用者や責任者が誰なのかが不明瞭な投資は、基本的には詐欺か詐欺まがいと考えてください。


3.利回りが異様に高い

 



利率が異様に高い(超高利回り)投資は詐欺である可能性が高い、というものです。

例えば、「月利で10%、20%!」さらには「30%も配当が出る!」「年利で100%超え!」など。

高利回りを謳っている投資は非常に危険です。

投資の原則として、「利回りが高くなるほど、リスクも高くなる」というものがあります。

これは、詐欺に限った話ではありません。

例えば、新興国(債券)の利回りが高いのも通ずるものがあります。
新興国の債券は詐欺投資ではありませんが、リスクの大きい投資先であることを、知識のある投資家なら皆知っています。

投資の神様と呼ばれているウォーレン・バフェットでさえ、年間の利回りは20%までしかやらないと言っています。

利回りの高さに目がくらむことのないよう、くれぐれも気をつけてください。


4.スキームが複雑

 



スキーム(仕組み)が複雑な投資は詐欺である可能性が高い、というものです。

なぜ利益が出せるのか?どういった原理で運用されるのか?
こういった投資の説明を聞いても、訳が分からないようなものは非常に危険です。

詐欺師は、わざと難解な説明をして、言葉巧みに口先で丸め込んでお金を出させようとします。
話を聞いて理解できないときは、「よく分からないけど、やってみようかな」となあなあで判断しないよう気を付けてください。

真っ当な投資は、スキームがとてもシンプルです。(例えば、不動産や純金のような資産価値があるものを、安く買って高く売るなど)
スキームがシンプルであるほど、その投資の安全性は高くなります。

複雑なスキームに惑わされないよう、説明を聞いてもよく分からないときは止める判断をしてください。


5.元本がすぐに戻ってくる(と謳っている)

 


元本がすぐに戻ってくると謳っている投資は、逆に元本が毀損している可能性が高いです。

例えば、ポンジスキームのような投資詐欺だと、「元本(投資したお金)はすぐに戻せるよ」と言っておきながら、一度投資したら最後、二度と元本は戻ってきません。
なぜなら、実際には運用しておらず、会員から集めた元本の中から配当を払っているからです。

そうやって、何度か配当を払った後、運用者は元本を返すことなく姿を消してしまうんですね。

きちんと運用が行われているものなら、軽々と「元本はいつでもすぐに返せるよ」などと無責任なことを言うはずがありません。
運用中に資金を返してしまうと、運用に穴が空いてしまうからですね。

運用者が建て替えるのならともかく、一度運用に回したお金がいつでも自由に戻ってくると謳っている投資は非常に危険です。


以上です。




ちなみに私は、恥ずかしながら、昔何度か

詐欺投資に引っ掛かったことがあるのですが


今考えてみると、この5つの要素が

どの詐欺投資にも、見事に当てはまっていました。




何か投資をやろうと思っているとき、

「なんとなく怪しいなぁ…」

と、インスピレーションが沸くことってあると思います。


そういう勘を頼りにするのも大事ではあるのですが、



今回、ご紹介したような5つの要素を

頭に入れておくと、明確な根拠をもって

するorしないの判断ができるのでおすすめです。




世の中、詐欺投資だけではありませんが、

良い投資と比べて、詐欺や詐欺まがい

詐欺ではないけれど利益の出ない

「不良品の投資」が圧倒的に多いです。



自分の大切な資産を守るためにも

自分の大切な人の資産を守るためにも

情報を身に着けておきたいですね(^^)


少しでも参考になれば幸いです。