子供の教育費を貯める方法
「子供の教育費」
子供のいる親にとっては
切っても切れない悩みですよね。
私はまだ子供がいませんが、
将来、子供ができるかもしれません。
そうなったとき、自分なら
どうやって子供の教育費を貯めるかな?
と考えてみました。
まず、一番代表的なのは
「学資保険」
ですよね。
子供を持つ親の多くが、この学資保険に入っています。
私の周りの子供のいる友だちも入っている人は多いです。
学資保険には「貯蓄型」と「保障型」の2つがあります。
「子供の教育費を貯める方法」
というテーマで考えると「貯蓄型」となります。
※保障型は保険の意味合いが強いので、今回は割愛します。
保険料の払い込みで教育資金を貯めるわけですが、満期に解約すると、支払った保険料よりも受け取る金額を増やすことができます。
ただ、個人的に
この学資保険はおすすめできません。
私に子供ができても入らないでしょう。
学資保険は、種類にもよりますが
短くても10年、長いと20年近い
長期間を使って貯蓄するにも関わらず
解約時に得られるリターンがほとんどないんですね。
あくまでも、銀行預金よりマシ
というレベルです。
「子供の教育費を貯める」
の
「貯める」
ことを目的とするなら、達成しているようにも言えるのですが、私はやりません。
では、私なら何をするかというと
「運用」
をします。
資産構築という観点から見たとき
「貯める」という方法は悪手となります。
子供のためであっても
自分のためであってもです。
「貯める」というのは、
労働収入をただ銀行に預けておくだけ。
運用は、収入を労働だけに頼らず
「お金」を働かせることで、
より効率的に資産を増やすことができるんですね。
「時間」を味方につけられるのも
大きなポイントです。
お金を貯める行為は、
時間を見方につけられませんし、
お金に働かせてもいません。
完全な死に金になってしまいます。
お金に働かせて、時間を有効活用してこそ
効果的に資産構築ができると言えます。
それが「運用」というわけですね。
ここで本題に戻りますが、
では、「子供の教育費を貯める」ことを
考えた場合、どんな運用がいいのか?
についてお話しします。
結論から言うと、「ジュニアNISA」になります。
ジュニアNISAは、まさに子供のためにできた運用で、非常に効果的な資産構築ができる、オススメの運用法の一つです。
私にもし子供がいたら、必ずこのジュニアNISAはやっています。
ジュニアNISAは、0歳からはじめることができ
年間の非課税枠は80万円、
投資可能期間は2023年までと短いですが、
一旦積み立てた金額は、そのまま20歳になるまで非課税で保有・運用ができます。
また、20歳になったら一般のNISAに移行できるので、時間の無駄なく運用ができるんですね。
もちろん、私がおすすめする
海外の投資信託やETFも対象商品になっています。
そして、ジュニアNISAには、もう一つのメリットがあります。
それは、「相続税対策になる」ということです。
ジュニアNISAは、
年間80万円まで非課税で運用ができ、
そのまま子供の資産にすることができます。
貯金していたお金を、親が生きている間に
子供に相続しようと思ったら、
年間111万円以上は税金(贈与税)が掛かってしまいます。
しかし、ジュニアNISAを利用することで
年間80万円まで非課税で、子供の資産にすることができるんですね。
これほど、資産構築と相続税対策を
両立できる方法を、私は他に知りません。
ジュニアNISAは、それくらい
子供の資産構築にはおすすめの方法になります。
(なお、私イチオシの全世界株式が、楽天証券のジュニアNISAでは取り扱いがないので、ジュニアNISAをするときはSBI証券でやります)
あとは、積立NISAもおすすめです。
こちらは、子供に特化しておらず
誰でもすることができます。
非課税枠は年間40万円まで、
投資期間は5年延長になり、2042年まで可能となりました。
そのため、今から始めれば20年間は積み立てることができます。
非課税枠を限界まで使って積み立てると、
20年間で800万円の積み立てが可能ということです。
なお、積立NISAは、ジュニアNISAのように
払いだし制限がありませんので、
いつでも積み立てたお金を引き出すことができます。
投資した元本をロックされることがないのは
大きなメリットですね。
まとめると、
私が子供の教育費を貯めるなら、
学資保険をやらず、
ジュニアNISAをやり、
余裕があれば、積立NISAもやります。
もっと余裕があれば、REITや
ビットコイン積立もやるかもしれません。
これだけで、子供の教育費を貯めつつ
運用もできるので、一般家庭でもできる
資産構築術としては十分かと思います。
ご家庭によって、経済状況や
子供の教育費に対する考え方は異なりますが
それぞれの家庭に合った資産構築ができるといいですね(^^)