エアコンの取り付け工事でまさかの事態に…!
先日、2LDKの賃貸マンションに引っ越しました。
エアコンが寝室に付いていなかったので、本格的に暑くなる前に付けることにしました。
(リビングに1台は付いていたのですが)
寝室は、壁からエアコンの配管がにゅっと飛び出していたので、取り付け自体はできそうな感じ。
前の居住者も、自分で買ったエアコンを取り付けていたようです。
内見のときにも、管理会社の人に
「エアコン、この部屋にも取り付けできますよね?」と聞いたところ、
「はい!大丈夫です(^^)」
と言ってもらえたので、取り付けられることには何の疑いもなく安心していました。
頭の中は、「どのエアコンにしようかな~」でいっぱい。
通販を見ていて、6畳くらい用の小さめの、ちょうどいいエアコンがあったので決定。
通販でしたが、取り付け工事もしてもらえる業者だったので、そのまま注文♪
ただ、そのときの業者の人とのやり取りで、不安に感じたことが1点…
電話にて、、
業者「工事にあたって、問題なく取り付けができるか事前に確認をさせてください。
私「はい」
業者「配管が部屋にはあるとのことでしたが、ドレン配管はどちらに出ていますか?」
私「ドレン配管??うーーん、ちょっとどの配管か分からないです…」
業者「そうですか…」
メールで配管の写真を送っていたので、
私「写真に写っている配管の中にはありませんか?」
業者「それが、写真で見る限りでは見当たらないんですよね。。」
私「そうですか…」
ふつう、エアコン配管にはドレン配管があります。
空気を熱したり冷やしたりして使うのがエアコンの仕組みなのですが、そのときに発生する水滴を外に逃がさなければなりません。
逃がさないと、部屋中が水浸しになってしまいますからね。。
その、水滴を逃すためのホースが「ドレン配管」です。
しかし、部屋の壁から飛び出していた配管の中には見当たらず…
業者さんに対して、明確な回答ができませんでした。。
少し不安に感じたので、そのまま管理会社に連絡。
私「エアコン取り付けできるとのことですが、ドレン配管が見当たりません。」
管理会社「そうですか。」
私「工事業者に配管の写真も見てもらったのですが、見当たらないと言われました。。本当に大丈夫ですか…?」
管理会社「はい!以前の居住者様も取り付けられていたので、大丈夫ですよ(^^)」
私「(えっ、、本当?何を根拠に??^^;)」
理由を説明せず、ただ「大丈夫ですよ♪」と言う管理会社に、不安を感じました。
私「大丈夫なのは分かりました。」
私「ところで、ドレン配管ってどこにあるのですか?」
管理会社「…」
私「…」
管理会社「それは、私には分かり兼ねます。。」
私「えっ…?」
管理会社「が、しかし!エアコン工事業者の方に現場をお見せいただければ大丈夫かと存じます!(^^)」
私「そ、そうですか…」
具体的な根拠なく、大丈夫と連呼されたので、ますます不安になりました(笑)
ただ、これ以上詰め寄っても進展する気配がなかったので、「大丈夫」という言葉を信じて、エアコン工事業者に来てもらうことに。。
そして、当日。
エアコンの取り付け工事業者の方が、エアコン&室外機を持って家にやってきます。
しかし、、ここで恐れていたことが…
エアコンのドレン配管がどこにも無く、取り付けができない事態に…!( ノД`)
工事業者「やはり、ドレン配管がどこにも無いですね…」
私「そうですか。。」
工事業者「ドレン配管が無いと、エアコンの水を逃すことができないので、取り付けもできません。」
私「そうですよね。。」
あれだけ大丈夫大丈夫と言っておいて、全然大丈夫じゃないじゃないか!!ヽ(`Д´)ノ
と思いました。。
工事業者「すみませんが、次の工事も控えていますので、、」
私「せっかく来てもらったのに、本当にすみません…!」
工事業者「いえいえ」
工事業者の方は、そう言うと、エアコン&室外機を残して片付けをはじめてしまいました。。
ここで湧いてきたのは、取り付けできないショックよりも、
管理会社への「やっぱり、ダメだったじゃねーか!何が業者に見せれば大丈夫だ!!」という怒りの感情でした^^;
速攻で、管理会社に電話をする私、
私「すみません、やっぱりドレン管がどこにも見当たらなくて、エアコンの取り付けができなかったんですが…!(怒)」
管理会社「えっ!?」
私「何度も確認して、大丈夫って言いましたよね??」
管理会社「はい…」
私「全然大丈夫じゃないんですが…(´;ω;`)」
管理会社「大変、申し訳ございません…!」
管理会社も、取り付けできなかったことに驚いていました。
管理会社「あの、すみません…」
私「はい?」
管理会社「ドレン配管が無いということは、そちらのお部屋はドレン配管の無いタイプということでは無いでしょうか…?」
へっ??
私「いやいや^^;」
この発言にはさすがに怒りを通り越して笑ってしまいました(笑)
エアコンは空気を冷やして風を送る機械です。
空気を冷やすと、当然、水が発生します。
その水を外に逃さないと、部屋が水浸しになってしまいます。
なので、ドレン配管が無い、ということはあり得ません。(簡易式クーラーは別として)
家電に疎い私でも、常識の範囲で知っていたのに、曲がりなりにもお家の専門家である管理会社スタッフから、この発言が出るとは…
そのままエアコン工事業者に伝えたら、業者の人も苦笑いをしていました(笑)
結局、ドレン配管が無い理由は管理会社にも分からず、結局、この日は工事業者に帰ってもらうことに。。
中途半端に取り付けられたエアコンの取り付け器具と、箱に入ったままの新品のエアコンが部屋に置かれたまま^^;
その後、色々と調べた結果、まさかの事実が分かりました。
なんと、ドレン配管は壁の中にあったんです…!!
※イメージ図
本来、ドレン配管のある部分(壁)は、穴を開けておかないといけないのに(配管がにゅっと出ている部分のように)、前の居住者が出ていった後のルームクリーニングのときに行ったクロスの張替えで、ドレン配管のある部分も塞いでしまったようなのです。
当然、そんなことを私も工事業者さんも知らないので、
「ドレン配管がどこにも見当たらない(;´Д` )」
となり、工事が進まなかったということです。
管理会社が当然、知っておくべきこの事実、
なぜ知らなかったのか?
なんでも、前担当者との引継ぎ・共有ができておらず、今の担当者は知らなかったのだとか。。
結局、クロスをカッターで切り裂くと、ドレン配管は出てきました。
無事に、ドレン配管が見つかったところで、工事業者に再度連絡!
2週間後、再度、業者の方に来てもらい、エアコンの取り付けは何とか無事に終了…!
管理会社からは、電話でひたすら謝られましたが、業者の再訪問費用はこちら持ちでした…(´;ω;`)
今回、管理会社が「大丈夫です!」と言ったから、信用して工事を進めました。
しかし、結果、痛い目に遭いました。
自分が不安を抱えているとき、それが的中する確率は低くありません。
(もちろん杞憂に終わることもありますが)
今後は、どれだけ他人が「大丈夫です!」と言っても、自分が不安を抱えているなら、その気持ちを無視せず、スッキリするまで追及しようと思います。
他人の適当な発言で、自分が迷惑を被るのはまっぴら御免ですからね^^;
迷惑を掛けられたくらいならまだしも、実害が及ぶのは勘弁してほしいです。。
いい勉強になりました。
なかなか無いケースと思いますが、エアコン取り付けのときは気にされてみてください。