海外では資産は金に替えておくのがふつうです
あなたは資産をどういう形で保有していますか?
日本人は「円で銀行に預けている」という方が大半だと思います。
そのため、日本ではあまり馴染みが深くありませんが、海外では「資産を金に替えておく」という考えは実は一般的なんですね。
海外では街の市場にジュエリーショップがあり金の宝飾がたくさん売っています。
手軽に売買できるお見せも多く、紙幣を金にすることもその逆も可能です。
日本でももちろん可能ですが、海外はより一般的に根付いている印象があります。
戦争やインフレなど、世界情勢が不安定になると金の相場が上がりますよね。
通貨の価値が不安定になるため、現物を買う人が増えるからです。
今回、ロシアウクライナ戦争が起こった結果、戦争に備えて様々な国が公的に金を購入しました。
ポーランド:100t
タイ:90t
インド:70t
ブラジル:60t
かなりの量ですよね…!
「公的セクターで外貨準備として購入された」というニュースはご存知の方もいると思います。
なぜ各国が金を買うかと言うと、もし万が一何かあったとき、自国の法定通貨の価値が下がるなど経済ショックが起こっても、金を売却して凌ぐことができるからです。
このように
【いついかなる状況においても
価値が保全されている現物資産】
それが金なんですね。
ちなみにですが、我が国、
日本の公的金準備は846tです。
日本は世界第二位の外貨準備を持っていますよね。
にも関わらず、846tというのは少なすぎると言われています。
では、なぜもっと金を準備しないのでしょうか?
ただでさえ世界的に円の価値が爆下げしているのだから、金をもっと持っておく方がいいと思いませんか?
でも、日本は金を買おうとはしません。
それは、なぜかと言うと、、
日銀が金を買うと、米ドルの不信任と見なされるため、外交の配慮上、控えているそうです。
ご主人様(アメリカ)には逆らいたくない…!ということなのでしょう。
ちなみに、そのアメリカはというと、「金廃貨」の方針を掲げているにも関わらず、公的金の保有量は世界No.1の8133t!!
日本の約10倍です(笑)
こういうのを見ると、本当にモヤモヤしますよね😅
今に始まった事ではありませんが、いざと言うとき国は守ってはくれません。
日本政府がどうなろうと、私たちは自分の力で自分と大切な家族を守る必要があります。
そのためには、しっかりと考えて行動して資産構築・資産形成をしなりません。
円安が進んでどんどん円の価値が下がり続ける中、金を個人資産として保有しておくことは、とても大きな意味があると考えています。
将来起こる可能性の高い経済有事に大きな武器になる、というわけですね。
投資はすべて自己判断、自己責任ではありますが、少しでも参考になれば幸いです。