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学資保険は解約した方がいい?

今日は、学資保険についてお話しします。



子供がいるご家庭では、学資保険に
入られている方が多いですよね。



〇学資保険とは

簡単に言うと、生命保険会社が販売している
子どもの学費を貯めるための保険商品です。

 



契約時に定めた保険料を払い込むことで、
子どもが一定の年齢になったときに、
「祝い金」「満期金」などの名目で
給付金を受け取ることができます。



その学資保険ですが、実は
家庭の資産構築という観点で見ると
マイナスが大きい可能性が高いです。



今からお話しするのは、あくまで
私の考えなので、全員に当てはまるとは
思っていません。

その点だけご了承ください。



では、お話しますね。




結論から言うと、個人的に

学資保険はおすすめできません。


学資保険に入るなら、そのお金で
ジュニアNISAや積立NISA、もしくは
貯金をする方がいいと思います。


その上で、生命保険に入りたいなら
掛け捨てタイプの安い生命保険にする
のがいいと、個人的には思います。



一つずつ説明していきますね。




まず、学資保険というのは
一言でいうと

「生命保険と貯金が合体している商品」

です。



この、生命保険と貯金が合体している商品
には大きなデメリットが2つあります。



1つ目は、
流動性が悪いということです。


学資保険に一旦入ると、途中で解約すると
元本割れしてしまう
んですね。


元本割れしてしまうがために、一度契約
してしまうと、なかなか途中解約ができず
流動性を失う、というデメリットがあります。



2つ目は、
経済合理性が悪いということです。


学資保険は、【貯蓄保険】とも言うように
運用による資産形成は見込めません。


学資保険の平均利回りは約0.25%、
運用効率が非常に悪いんですね。



長期間、引き出すことができず
預けっぱなしにしなければならない
流動性の悪さにも関わらず、

運用効率は非常に悪く、経済合理性が悪い

というのが、学資保険の実態です。



一般的に投資商品は、流動性を失う代わりに
運用利回りを高くするものですが、
学資保険にはそれもありません。。


つまり、経済合理性を考えると
やる意味のない投資となります。
(あくまで経済合理性のみを考えると)


学資保険の中身は、そもそも何かと言うと

「掛け捨ての生命保険と貯金が合体して
 一緒になっているだけの商品」


です。



学資保険で将来受け取れるお金というのは
あくまで

「貯金したお金が手数料を抜かれて
 戻ってくるだけ」


なんですね。


それなら、最初から手数料を取られずに
貰えた方が良いと思いませんか?


つまり、いつでも出金できる銀行預金の方が
流動性が良いだけまだマシ、ということです。




というわけで、私は学資保険を
おすすめしていません。



学資保険に入るなら、掛け捨てタイプの
安い生命保険で十分と思いますし、


運用をしたいなら、積立NISAをするか、
子供のための運用なら
ジュニアNISAがいいと思います。




掛け捨ての生命保険にしても、
積立NISAにしても、銀行預金にしても
好きなときに解約ができるから
流動性が良くなるんですね。


資産構築をする上で、流動性はとても大切です。



利回りについても、例えば
積立NISAやジュニアNISAで
米国株式や全世界株式を買えば、

インフレに勝てるレベルの利回りで
運用ができますので、資産構築という
意味でもおすすめです。




まとめると、
学資保険には入らないようにする。


もし、既に学資保険に加入してしまい
保険料を払っている場合は、今解約して
しまうと元本割れしてしまうのであれば、

今までの支払い済み分はそのままにして、
これからの支払いはストップする。


そして、浮いたお金は運用に回す、


また、保険は必要に応じて掛け捨てタイプの
安いものに入るようにする、


というような対策をすると、経済合理性は
かなり改善されると思います。



もしくは、特にこだわりが無いのなら
ひとまず貯金でもいいと思います。


貯金しておけば、何か使い道が

決まったとき、すぐに引き出して

使うことができますからね。

(これが流動性が高いということです)




色々と言ってきましたが、私は
決して保険アンチではありません。


私自身、昔はたくさんの保険に
入っていましたし、今でも入っている
ものもいくつかあります。


ただ、私自身、これまでの人生で
色々な経験をしたり、保険に関して
自分なりに本気で勉強した結果、
今回お話ししたような考えに至りました。



私の学資保険に対しての考えは
今回お話したとおりですが、

決して、今学資保険に入っている人
全員に対して反対している
わけではありません。


学資保険については、人それぞれ
考え方も違うと思いますし、

今回私が言ったことだけが正解では
無いと思っています。



ただ、流動性と経済合理性を第一に
考えるなら、一度、見直しをしてみても
いいんじゃないかな、と思います。



自己責任、自己判断ではありますが
少しでも参考になれば幸いです。