株の基礎的な話まとめ

今回は、株の基礎的なことを
改めてお話しします。



私がブログでいつも紹介しているS&P500、

これは、米国の株式指数のことです。



そして、このS&P500には
日本バージョンもあります。


皆さんご存知の「日経平均」がそうですね＾＾




〇日経平均ってなに？

日経平均とは、

簡単に言うと、日本の大手企業225社が
合体した数値（指数）です。


S&P500の日本版が、この日経平均にあたります。



日本版といっても、実態は
S&P500とはまったく異なります…


なぜなら、
S&P500が過去125年間成長し続けてきた
のに対して、

日経平均は30年前から今までの間、

株価がまったく成長していないからです。

（もちろん短期間での上下はありますが）



日経平均は、
30年前が25,000円
そして、
今は28,000円台半ば

です…


30年前どころか、125年前から
ずーっと成長し続けている米国株式と
比べるとその差は歴然ですよね。




〇S&P500ってなに？

日経平均が、日本の株式指数なら、
S&P500は、米国の株式指数です。


S&P500を略さずに言うと
「Standard & Poor's 500」です。

読んで字のごとく、
アメリカの優良企業500社を
まとめた数値（指数）のことですね。



先ほど、
「日経平均は30年間変わらない。。」
と言いましたが、

S&P500は、30年間でなんと

10倍以上になっています…！



投資の原則として、
「成長するものに投資する」
というものがありますので、

このデータから見る限り、
日経平均ではなく、S&P500に投資をする
となるのは、至って自然かと思います。




〇日経平均とS&P500の違い

日経平均とS&P500の違いとは、

意味合いとしては似たような両者ですが、
大きな違いが1つあります。



日経平均は、昔からの老舗企業が
変わることなくずーっと入っていて
顔ぶれがほとんど変わりません。



起業成績が良かろうが悪かろうが
同じ企業のままなんですね。



一方、S&P500は、同じ会社だけじゃなく
新陳代謝があります。


成績の悪い企業は除外されてしまい、
新しい企業が組み込まれていきます。


そのため、常に入れ替わりがあるんですね。



この点も、日経平均が成長せず
S&P500が成長し続けている
大きな理由の1つとなっています。




〇どちらを買うべき？

ここまで話してきて、どちらを買うべきか、
言うまでもありませんが、
個人的にはS&P500がおすすめです。


投資初心者の方は、なぜか日本の
個別銘柄を買う方が多いのですが、、

個別銘柄への投資はギャンブル要素が強く
おすすめできません。。


もちろん、好きで買っていたり
経済合理性にこだわりがないなら
いいのですが、、


自分の資産を減らすことなく、
堅実に資産を増やしたいなら
個別銘柄ではなく、指数に投資をするのが
良いと思います。



そして、指数を買うなら
30年間成長のない日本株ではなく、
125年間成長し続けている米国株がおすすめです。




投資はすべて自己判断、自己責任ではありますが、少しでも参考になれば幸いです。