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ユニットリンクを絶対してはいけない理由

ユニットリンクってご存知ですか?



アクサ生命が販売している
保険商品なのですが、これを
私は数年前にやっていました😔



ユニットリンクとは?

死亡保障を準備しながら、積極的な
資産形成が期待できる変額保険です。
(ユニットリンクHP参照)



簡単に言うと、

保険と運用が混ざった商品

です。



私が「絶対にやったらダメだよ!」
といつも言っているやつですね😰




もう少し具体的に説明すると、

保険を介して、投資信託や債券などに
お金を積み立て
ていくことで、

将来の資産構築につながると共に、
何かあったときの保険にもなる


というのがユニットリンクです。



もっと詳しく知りたい、という方は
PDFファイルがあるので
チェックしてみてください。

https://www2.axa.co.jp/products/b_ul/pdf/0R5069.pdf

契約したら絶対にダメですよ!




私はこのブログで、以前から何度も
口を酸っぱくして言っていることが、


保険と運用は分けてください

保険と運用は混ぜるな危険



ということです。



では、なぜダメなのか?


簡単に言うと、
保険と運用を混ぜてしまうと

経済合理性、流動性
著しく悪くなってしまうから
です。



正直、保険屋やFPでさえ
このことは知っています。

知っているうえで、私たちに
紹介してくるんですね😠




ユニットリンクとは、
私がいつも「絶対にやってはいけない!」
と言っている、保険と運用が一緒に
なってしまっている商品です。



ユニットリンクは、
保険と一緒になってしまっているがために
年間の手数料として

積み立てた金額の30%以上も
取られてしまっています。



この、手数料30%というのは、運用で増える
利益を普通に上回る数字
です。。


要するに、どれだけ積み立てても
資産が増えていかない、、

どころか、ふつうにマイナスにも
なり得る…ということなんですね。



仮に、全世界や先進国など、
利回りの高いインデックス投資なら
まだ利益が出るのでマシですが、

もし、債券や貯蓄タイプなど、
積み立てる銘柄を間違ってしまったら
完全にアウトですね。


それでも、年間の騰落率が30%を超えて
やっとプラマイ0と考えたら
いかにおかしいかが分かりますよね😰



〇騰落率とは
ある期間の始めと終わりとで価格がどれだけ変化したかを表すもの。

例えば、価格が100円の運用商品が105円になれば5%の上昇、90円になれば10%の下落となります。


要するに、ユニットリンクで
まともな資産運用なんてロクにできない
ということです。




また、ユニットリンクは
運用関連手数料だけで見ても
実質年率で0.5~1.0%とかなり高いです。
※全世界株式で約0.8%
楽天証券の信託報酬で0.1~0.2%



仮に、払済みの後、それまでの投下原資で
純粋に運用だけするとしても
かなり勿体ないですよね。。

ネット証券の5倍以上するわけですから…




あと、流動性も極めて悪いです。

契約してから10年間は、解約もしくは
積立金額の変更をすると、
「解約控除」が掛かってきます😱


〇解約控除とは?
未満で解約された場合は解約控除がかかるため、払いもどし金額は小さくなります。
特に早期に解約された場合は解約控除額が大きくなり、払いもどし金はまったくない場合もあります。
(ユニットリンクHP参照)



この解約控除がクセモノで、
金額が明記されていないから
契約時には分かりにくいんですよね、、



後から、

「やっぱり、もう少し積み立て金を
 減らしたいなor解約したいな」


と思っても時すでに遅し、


契約後10年未満での解約及び減額には
解約控除が掛かってくるんですね。。


後から気づいて「しまった…」
となるパターンが多いです。
(私がまさにそんな一人でした😭)



この解約控除、金額が変動制になるので
計算がややこしいのですが、

仮に私の場合、

ユニットリンクで最も利回りの高い
全世界株式に5年積み立てても、
その運用益が全部吹き飛ぶ…!

それどころか、積み立てた投下原資からも
マイナスになってしまう、

という恐ろしい状態でした。。



運用としてどれだけゴミな商品かが
よーーく分かると思います。




私の場合、
解約控除がかからない10年を待って
解約する、という方法もありましたが、

それを踏まえても、一刻も早く解約して
自分の運用に回した方が良いと
判断したのでやめました。



この5年で、ネット証券のNISAで
米国株式にでも積み立てておけば
どれだけ良かったか…😢



いい勉強になった…

という意味では100%無駄じゃなかった、
とも言えるかもしれませんが、、

高い勉強代になった以外は、本当に無駄な
出費と5年間だったと心から思います。。




というわけで、私の体験談も踏まえた
ユニットリンクのレビューでした。



普段、特定の商品をこき下ろす

ことはあまりしないのですが、

私と同じ目に遭ってほしくないので
注意喚起までにシェアしました。



ユニットリンクはもちろん、
他にも保険と運用が混ざった商品
たくさんあります。

間違っても、手を出さないでくださいね。



運用と保険は、絶対に
混ぜないようにしてください。

運用は運用のプロに、
保険は保険のプロに任せましょう。




なお、
保険は単体で見れば、良いものもあります。


保険をやるなら、本当に必要かどうか
しっかりと検討したうえでやる。

やるとしても、安い掛け捨てタイプの
生命保険で十分。


というのが私の考えです。



そして、運用をやるなら
保険は絶対に混ぜないこと!

運用単体で考える。


運用をやるなら、まずは
ネット証券を開設する。

その後は、NISAやiDeCo
米国株式を積み立てる。

個別銘柄ではなくインデックス投資で。


これが、私の投資の土台です。


私がここ数年、自分なりに
本気で勉強して色々な経験をして
ときには痛い目にも遭いながら
たどり着いた答えでもあります。



保険も投資も自己責任ではありますが、
少しでも参考になれば幸いです。