iDeCoと積立NISAの次にやるなら〇〇がおすすめ【その2】
iDeCoと積立NISAの次にやるなら、何がおすすめ?
個人的には、以下の3つがおすすめです。
1.インデックス投資
2.米国の大型個別株投資
3.高配当株投資
今回は、2の「米国の大型個別株投資」についてお話しますね。
1の「インデックス投資」についてはこちら
https://leafcare.hatenablog.com/entry/os1
なお、前提条件としてこちらに該当する方にのみおすすめとなります。
1.iDeCoと積立NISAをフル活用(満額)している
2.家計の見直しが済んで、月に数万円の余剰資金が生まれるようになっている
3.生活費の数ヶ月分~数年分の資金を確保している
この3つのいずれも該当していない場合は、まずはiDeCoと積立NISAをしばらくやってみてください。
それだけでも、十分に良質な運用になりますので。
では、「2.米国の大型個別株投資」についてお話していきますね。
2.米国の大型個別株投資
こちらは、インデックス投資のような「15~20年先の将来的な資産の最大化」を目指すやり方ではなく、「10年未満での比較的短い期間」で資産を増やす方法になります。
その代わり、キャッシュフローは無視して、ある程度リスクを取る、というものです。
まず、日本株ではなく米国株を選ぶ理由としては明白です。
アメリカが「成長国」であり、「将来、株価が上がっていく国」だからですね。
インデックス投資でS&P500や全世界株を選ぶのも同じ理由です。
では、なぜS&P500のような米国株インデックスではなく、個別株を選ぶのか?
その答えは、「爆発力が比較にならないくらい高いから」です。
分かりやすい例で言うと、アメリカの大型個別銘柄として皆さんもご存知の「GAFAM」が有名ですよね。
Google
Amazon
Facebook
Apple
Microsoft
こちらの5つが、米国の代表的な大型個別株になります。
アメリカの優良企業500社を集めたS&P500ですが、その中でもこの5つの企業が、実はS&P500の大半を引っ張っていたんですね。
ちなみに日本の東証一部上場企業2170社の時価総額(約550兆円)よりも、GAFAMの時価総額(約560兆円)の方が上回っています…!
さらに言うと、S&P500のGAFAM(5つ)を除いた495の企業は、TOPIX(東証株価指数)とほぼ差がなかった、という事実があります。
要するに、S&P500があれだけ成長していたのはGAFAMが引っ張っていたおかげ、というわけですね。
投資で短期間で稼ごうと思ったら、「大当たり」を当てるしかありません。
そして、全世界でもっとも当たりの国は米国ですよね。
その米国の中で、一部の限られた、GAFAMのような優良企業こそ【大当たりの企業】です。
なので、「大当たりの国」の米国の、「大当たりの企業」のGAFAMに投資をすればいいじゃないか、という理論です。
ちなみに、米国は、日本と異なり、世界中から投資家の資金が集まります。
だから、GAFAMのように誰もが知っているような大型株でも、株価がさらに2倍、3倍と更に上がっていく余地があるんですね。
この点が、一般的な株式投資ではセオリーとされる「まだ上がっていない、これから上がるものに投資をせよ」が通じない特異な部分となります。
米国の優良企業にはこの点が当てはまるので、当たるかどうかも分からない不人気株を買うよりも、既に人気のある成長株を買う方がいい、というわけです。
そのため、「個別株」という点においては、インデックス投資と比べるとリスクが増えますが、決して「逆張り」ではなく「順張り」の王道的な投資と言えます。
以前からこのブログでも何度もお話していますが、日本株は30年前から上がっていませんので、日本株で稼ごうとしたら、どうしても上がる下がるの値幅を取らないと利益を出せません。
そうすると、どうしても短期トレードのようなやり方になってしまいます。
しかし、米国株はこれからも右肩上がりで成長していくので、それらの中から一部の優良企業、TOP企業を選んで投資をすれば、比較的短期間で資産を増やすことも可能と考えています。
もちろん、資産を減らすリスクも隣り合わせですが。
インデックス投資と比べると、リターンも大きいけどリスクも大きい。
しかし、比較的堅実に資産を増やせる方法である、と言えます。
以上が、「2.米国の大型個別株投資」となります。
投資は全て自己判断、自己責任ではありますが、少しでも参考になれば幸いです。
明日は、三つ目の
「3.高配当株投資」
についてお話しますね。