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人を幸せにするものは何か?大学の75年の研究で明らかに

今回は、

「人を幸せにするものは何か?」

についてお話しします。



幸せを感じる瞬間って、人それぞれだと思います。


ちなみに、私は

美味しいものを食べているとき、

好きなだけぐっすり寝ているとき、

魚釣りをしているとき、

温泉に入っているとき、

パートナーと一緒にいるとき、

などに幸せを感じます(*^^*)




人を幸せにするものは何か?

ということが、ハーバード大学

75年間の研究で明らかになった
そうです。

 





〇テーマ:
人を幸せにするものは何か?
ハーバード大学の75年にわたる研究「Grant Study」

〇調査機関:
The Atlantic

〇対象:
ハーバード大学に在学した268人の男性

〇内容:
卒業後も毎年健康診断と心理テストを行う。
戦争、仕事、結婚や離婚、育児、老後といった、彼らの人生を追跡調査したもの。

〇結論:
研究者によって「何が人を幸せにするか?」ということが明らかにされました。


さまざまな研究結果が出ているのですが、

この研究を30年以上指揮しているジョージ・ヴァイヤンさんが最も主張するのは、


「老年における幸福と健康、
 そして温かな人間関係」

「この3つの持つ、強い相関関係」


です。




例えば、

「温かな人間関係」の測定で

高得点だった男性58人の年収は、

平均して年間14万1000ドル(1440万円)。


この金額は、

55~60歳におけるピーク時の給料は、

点数の低かった男性31人よりも多かったそうです。



また、

「温かな人間関係」を築けている男性は、

そうでない男性に比べて、専門的分野で成功を収めた人が約3倍もいたとのこと。


この時、母親との関係の温かさは

成年期に長期にわたって重要となることもわかりました。



調査から明らかになったことの1つは、

幼年期に母親と温かな関係が築けていた男性は、そうでない男性よりも8万7000ドル(約890万円)も年収が高いということ。



2つ目は、

幼年期に母親との関係が乏しかった男性は、

老年において痴呆を発症する可能性が高い
ということ。



そして、

専門家の人生の後期において、

少年期における母親との関係は

仕事の効率性に関係する
ということです。



一方で、

幼年期における父親との関係は、


成年期の不安や休暇の楽しみ、

老年期における人生の満足度とは

あまり相互関係がなかったとのこと。



また、老年期における人生の満足度と、

幼年期における母親との関係にも

あまり重要性は見当たらなかったそうです。




ここまでをまとめると、

金銭は生活に必要なだけ確保されていれば、

それ以上は必ずしも幸せにつながるとは限らない。



むしろ、


愛・思いやり・感謝・希望・信頼・寛容さ等

ポジティブな感情が人の幸福に効果をもたらすとされています。




以前、「年収と幸福度の相関」というデータを

見たことがあります。



そこでは、

「年収600万円以上は、幸福度と年収は比例しない」

という結果になっていました。



まさに、今回の

「金銭は生活に必要なだけ確保されていれば、

それ以上は必ずしも幸せにつながるとは限らない」


と同じことだな~と、読んでいて思いました。



お金が大事なのは言うまでもありませんが、

幸福とは、お金だけで得られるものでは無かったんですね。




ただ、一方で、

ネガティブな感情は、ストレスに対する

防御反応を生み出しますが、


ポジティブな感情は

ネガティブなものよりも、人を拒絶や傷心に

直接さらす恐れがあります。



つまり、

短期的に見ると、ポジティブな感情は

ネガティブなものよりも、人間をより傷つきやすくする
ことも明らかとなりました。




ヴァイヤンさんは、色んな研究結果から

アルコール中毒の持つ破壊力」を指摘しています。



アルコールは離婚の主たる原因であり、

さらに離婚はノイローゼや鬱と関連するとのこと。



ノイローゼやうつが

アルコール中毒をもたらすのではなく、


アルコール中毒

最終的にうつやノイローゼをもたらす
のです。



また、タバコも罹患率を高める大きな要因であり、

喫煙の前には人間の知能は重要な問題となりません。




IQについて言うと、

IQ110~115の男性とIQ150以上の男性の間に

収入の差はほどんどないとされています。




性生活に関しては、

政治的なイデオロギーと人生の満足感とは無関係

とされていますが、


保守的な男性は

平均して68歳で性的な関係を終えるのに対し、

自由主義の男性は80代まで性生活を続ける、

という結果が出ました。



ちなみに、ヴァイヤンさんは

泌尿器科の専門家に意見を求めましたが、

彼らにも原因はわからないとのことです」

と言っています。




2000万ドル(約20億円)をかけた

75年の研究によって様々な研究結果が出ています。


ただ、非常にシンプルな結論となりました。



「人間の幸福」という観点で見た時に導き出せる、


それは、

「幸福とは愛です。」
「それ以上の何物でもありません」

とヴァイヤンさんは語っています。



なるほど…!と勉強になったとともに、

素敵な話だなぁ、と思ったのでシェアしました(^^)




「人が抱えている問題や悩みの8割は
 お金で解決できる」

「お金で解決できない2割の問題と向き合い、
 解決することが、人生の最大の課題である」



と言われていますが、

今回の話も、これに通ずるものがあるのかなと思いました。




人生の最大の課題である、

2割の問題と向き合うためにも、まずは

お金で解決できる問題を、頑張って解決していこうと思います(^^)