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【重要】投資でも人生でも欠かせないトレードオフとは

投資では、トレードオフが欠かせない


よく耳にする言葉だと思います。

このブログで私もよく言っていますよね。



そもそも、トレードオフとは
一体何なのか?


今回は、投資はもちろん
人生でも大切な
トレードオフについて
ご紹介したいと思います。




トレードオフとは?

Wikipediaでは、次のように書いています。

何かを得ると別の何かを失う、
相容れない関係のことである。


平たく言うと
一得一失(いっとくいっしつ)である。



これでも分かりやすいと思いますが、
もっと簡単に言うと、

「お金でも、仕事でも、プライベートでも、
 何かしらの報酬を得ようとしたときは
 それに対する対価を払う必要がある」


ということです。



更に具体的に言うと、

「何かしらの知識を得よう」

「何かしらの快楽を得よう」

「何かしらの報酬を得よう」


と思ったら、それに対する対価
そこには必ず発生する、という
原理原則のお話しです。




そうなんです、

トレードオフというのは、
「原理原則」、つまりこの世界の
ルールの話
なんですね。

スキルとかノウハウとか
テクニック的な話では無いんですね。




ここでもう一つ、トレードオフについて
重要なことがあります。


先ほど、

「何かしらを自分が得ようと思ったら、
 それに対する対価が発生する」


と言いましたよね。



これ、実はもう一つ付け加える
言葉があるんです。



それは、

「何かしらを自分が得ようと思ったら、それに対する対価が【先に】発生する」

ということなんです。



分かりやすく言うと、


「何かを得ようと思ったら、
 何かを差し出さなければならない」


というのが一般的なトレードオフの解釈
なのですが、

このとき差し出すもの(対価)は
何かを得る前に【先に】差し出す必要があるということなんですね。


「何かを得ようと思ったら、先に
 何かを差し出さなければならない」


というわけです。




分かりやすいたとえ話をします。


目の前に、美味しそうなスープがあります。

あなたは、スープを飲みたいと思っています。

その横にはスプーンが置いています。



しかし、あなたは
右手にはナイフを持っていて、
左手にはフォークを持っています。



このままではスープを飲むことはできませんよね。。



スープを飲むためには、

先に自分がフォークかナイフを

差し出さなければ、

スプーンを持つことはできません。



つまり、
得たいもの(スープを飲みたい)
があるなら、

先に、
自分が手放す(フォークかナイフを置く)
必要があるんですね。



自分が何かを手放す前に
自分が対価を支払わなければ、

得たいものは手に入れられない

ということです。



ナイフとフォークを両手に持ったまま、
スプーンを持って、スープを飲むことは
できませんよね。

ということです。




まとめると、

何か得たいものがある場合は、
先に、自分が手放さなければならない
先に、対価を支払う必要がある、


つまり、トレードオフとは
【先払い制】なんです。




手に入れたい物があるとき、
自分が先に手放さずして、それを
手に入れることはできない。


後払いではなく、先払い。


それが、トレードオフです。




これは、投資はもちろん
人生において、あらゆるシーンで
トレードオフをする局面があります。



人は、実は知らず知らずのうちに
トレードオフを迫られていて、

手放すか手放さないかを
選択しているんですね。




例えば、

「大好きなテレビやゲームを手放して、
 勉強の時間を取らないと
 テストでいい点数が取れない」



これは、

「勉強をするための時間」

を得るためには、


先に、

「大好きなテレビやゲームなど
 娯楽に費やす時間」


を手放さなければ、得られない
というわけです。



もっと言うなら、勉強をすることで

「テストで良い点数を取る」

「学校でいい成績をとる」

「親から褒めてもらう」

「良い高校や大学に行く」


といった対価を得るための
勉強時間を確保するためには、

先に、
遊ぶ時間を手放さなければならない
ということです。




他にも、例えば

「仕事の時間が忙しすぎて
 恋人と会う時間がない」


なら、


手放すものは
「忙しい仕事、仕事の時間」

得たいものは
「恋人と会う時間」

なので、


先に、
早く仕事を終わらせる、
仕事を辞める、
転職する

など

仕事の時間を手放さなければ
恋人と会う時間は得られない


ということです。




あとは、

「子育てが忙しすぎて、
 自分ひとりの時間がない」


なら、


手放すものは
「忙しい子育て、育児の時間」

得たいものは
「自分ひとりの時間」

なので、


先に、
シッターを雇う、パートナにお願いする、
親にお願いするなど

子育ての時間を手放さなければ
自分ひとりの時間は得られない


ということです。




「痩せてカッコよくor綺麗になりたい」

なら、


手放すものは
「大好きな食事、怠惰な生活」

得たいものは
「カッコいいor綺麗な痩せたボディ」

なので、


先に、
間食をやめる、ご飯の量を減らす、
有酸素運動をする、筋トレをするなど

辛い運動や食事制限をしなければ、
痩せてカッコいいor綺麗な体は得られない


というわけです。




このように、人生において
あらゆる局面で、
人は知らず知らずのうちに
トレードオフを迫られていて、

自分で判断をして、
トレードオフをするか
しないかを決めているんです。




そして、投資においても
トレードオフの考え方は一緒です。


「投資で、不労所得でお金を稼ぎたい」
「投資で、不労所得を得たい」


なら、


手放すものは、

「投資をするお金」

「もしかしたらお金を失うかもしれない、
 というリスク、恐れ、不安」

「投資をすることさえなければ、
 無くなる事のないお金」



得たいものは、

「投資する以上のお金」

不労所得


なので、



先に、
もしかしたらお金を失うかもしれない、
というリスク、恐れ、
不安を持った状態であっても
大切な自分のお金を手放さなければ、

それ以上のお金や不労所得
決して得ることはできない、


というわけですね。




投資でお金を稼ぐためには、

大なり小なり少なからず
トレードオフが必要
です。



例えば、仮想通貨やFXなど
価値の毀損しやすい金融商品
短期間で一攫千金を狙うなら、

それ相応のトレードオフが必要です。


先に、リスクを取らなければ(手放さなければ)、リターンは得られません。



一方、米国株式や現物投資など
価値の保全されている投資商品で
長期間で積み立てをするなら、

先に手放すリスクやお金も、
それ相応で済みます。

 



トレードオフは小さくて済む、
ということです。



得たい金額や、どんな種類の
投資をやるかによっても
トレードオフの大きさ、手放すものの
大きさは変わってくるんですね。



そして、間違いなく言えることは、

「投資で稼ぐには、トレードオフ
 絶対に必要である」


ということです。



もし、何もトレードオフをすることなく
稼げるなどと謳っている投資があれば
それは、100%詐欺なので気を付けてくださいね。




私は、物事を断言することは
あまりありませんが、

「投資で稼ぐには、絶対に
 トレードオフが必要である」

これだけは断言します。



そして、

トレードオフがない投資は存在しない」
「もし、そんなことを謳うものがあれば、それは詐欺である」


ということもお伝えできればと思います。




なお、私も含めて、私の周りでも
私の知らないどこかの誰かも、


みな、投資で稼いでいる人は、
何年、十数年、何十年も前から
トレードオフをして投資をすることで
ある程度の資産が築けています。


みな、大なり小なり先に手放すことで、
それに対しての対価を得ているんですね。




ちなみに、ここまでお話ししてきて
投資はもちろん、人生においても
トレードオフが大切と言ってきました。



しかし、私は
無理にトレードオフをしなくてもいい
とも思っています。



なぜなら、
トレードオフをしたからといって、目的とする対価が得られないことだって、ふつうにあるからです。



どれだけ、プライベートの時間を削って
勉強をしたって、

良い点が取れるとも、
いい大学に行けるとも限りません。



どれだけ、自分の時間を削って
サッカーの練習をしたって、

自分の思い通り上手くなるとも、
チームのレギュラーになるとも限りません。



どれだけ、リスクを承知で
勇気を出してお金を投資しても、

自分の望むリターンが
得られるとは限りません。




「努力が報われるとは限らない」

「ただ、成功している人は皆すべからく
 努力をしている」

みたいな陳腐な言葉で片づける
つもりはありませんが、



トレードオフをしたからと言って、
求める未来が確実に得られる
とは限らないのは間違いありません。



むしろ、手放すものだけ手放して、
望む未来がやってこないこともあり得ます。。



だから、トレードオフをするときは
しっかりと自分自身で考えて、

自己判断、自己責任において
やるか、やらないかを決断しなければ
ならないんですね。



そうした結果、

トレードオフをすることで、
 自分のエネルギーが上がる!」

「結果がどうなるとしても、
 得たいものがある、そのために
 チャレンジをしたい!」

と思うならやった方がいいし、


後ろめたさがあるなら、
または手放すもののリスクを取れない
というなら、やめた方がいいです。



それか、自分ができる範囲の
トレードオフをするようにしましょう。


自分の手放せる範囲のもので、
できる範囲のトレードオフをする
ということです。




人生を変えたいほどの結果を求めるなら
それ相応の大きさのトレードオフをする、


そこまでは求めていないけど、
小さなものでも得たいものがあるなら
それ相応のトレードオフをする、



そうやって、
自己判断、自己責任において
トレードオフをするか否かを決めて、

たった一度きりの人生、悔いの残らない
ように過ごしたいですね^^




ちなみに、このトレードオフを考え方は
ユダヤ人の考えが原点になっているんです。



彼らは、何かを手に入れたいと思ったとき
自分がもっとも大切にしているものを、
迷わず犠牲にすることができます。


「得たいもののためには、自分のもっとも
 大事なものを犠牲にしなければ
 それを得ることはできない」

ということが、最も重要な考え方として
ユダヤ人にはトレードオフとして
原点になっているんです。



このあたりの話は、聖書や7つの習慣にも
書かれているので、もし興味があれば
ぜひ読んでみてください。


とても良い勉強になるので、おすすめですよ。




長くなりましたが、投資にはもちろん、
人生においても、とても大切な

トレードオフ

ぜひ、意識して過ごされてみてください^^


少しでも参考になれば幸いです。