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社債ってなに?株式と違うの?

社債って知っていますか?

株式と何が違うのか分かりますか?



株式は知っていても、社債はよく分からない

という方は多いです。


私もそんな一人でした(^^)



社債って、知名度は低いのですが

意外といい投資商品なんですよね。


そこで今回は、社債についてお話ししようと思います。




社債とは、

簡単にいうと、会社がお金(事業資金)を集める手段として、発行する「借用書」のようなものです。

一言でいうと、会社がする「借金」ですね。



株式も、資金調達手段としては有名ですが、

社債と株式の意味合いは大きく異なります。


それは、

発行した会社に返済義務があるかどうか

です。



株式は、あくまで投資家による出資です。

なので、会社に返済の義務はありません。


だから、会社の経営が危うくなり

株価が下がったり、倒産して価値がなくなったら、ただの紙切れになってしまいます。



逆に、株価が上がれば

利益や配当金をもらうことができます。



株式を買う人は、みなこの点を知ってなお

稼げる!と思って買うわけですね。


このあたりは、誰でもよく知っている内容と思います。




一方で、社債は、

株式でいう株価のような指標がありません。


価値が変動することが、基本的に無いんですね。


つまり、株式のように、売買による差益で

儲けることはできません。



その変わり、社債には固定金利があります。



決まった金利ぶんの利息を、配当として

安定的にもらうことができるんですね。



また、社債はあくまで「借金」なので、

会社に返済する義務があります。



そして、社債には「いつまでに返済する」

という期限も明確に記載されています。


株式との一番大きな違いはこの点です。



株式は、

発行した会社に返済義務がない。

だから不安定な投資商品といえる。


社債は、

発行した会社に返済義務がある。

なので、安定した運用計画ができる。



もちろん、他にもメリット、デメリットはありますが、一番大きな違いはこの「元本償還があるか無いか」です。



リスクを承知で積極的に運用したいなら株式

リスクはなるべく取らずに安定した運用をしたいなら社債


という感じでしょうか。



ちなみに、

国が発行する債券は国債と言います。


いち企業が発行する=社債

国が発行する=国債


というわけですね。


よく、「日本は借金がたくさんあり~~」

などとニュースと言っているのは、

国がたくさん国債を発行して、負債が増えているからなんですね。


そして、それを返すのは税金からです。


だから、「国民一人あたり〇〇円の借金が」などという言い方をするわけです😠



ちょっと脱線しました😅


国債の話もしだすと長くなるので、

社債の話に戻ります。



社債には、大きくわけて

「公募債」「私募債」があります。



「公募債」とは、

一般的に広く募集されているものです。

 



銀行や証券会社でも買うことができ、信用格付けも高いです。

リスクが小さいぶん、利率も低いものが多いです。



「私募債」とは、

私募債には2つの種類があります。

金融機関や保証機関が発行して保証するタイプと、会社(いち企業)が発行してクローズドで少人数を対象に募集するタイプです。



後者は、【少人数私募債】と言われていて

会社が、身近な知人や取引先などを対象に

発行するケースが多いです。



【少人数私募債】とは、

発行する会社(団体)が法人であること、販売する社債を50人未満にすることなど、一定の条件を全て満たしていると発行できます。



〇少人数私募債のメリット

・一般の私募債より利率が高い(ことが多い)


〇少人数私募債のデメリット

流動性が低い(期限の途中で解約がしにくい)
・金融機関や保証機関の保証がない


こんなところでしょうか。



一般的に、私募債は、発行する企業が

保証機関に中間マージンを支払っています。


そのため、信用力はあるけれど

逆に利率は低くなりがちです。


利率は低くても、信用力や知名度で安心して

買う人がいるんですね。




一方、少人数私募債は、発行する企業が

保証機関に中間マージンを支払いません。

そのため、金利は高く設定されます。


しかし、保証がないので、

自分自信でリサーチをして、発行企業の信用力を判断しなければなりません。

もしくは、はじめから信頼関係にある会社のものを買うということです。




なお、一般的に少人数私募債は

縁故(もともとつながりのある人)にしか

買えないものが多いです。
(私が運用のメインで利用している社債も、クローズドファンドが発行している少人数私募債です)



先ほども言ったように、
元々、49人までしか買えませんし


枠が少ないので、買う人も少なく
必然と知名度も低くなっています。



ただ、この少人数私募債を使って
中小企業が資金調達をした事例はたくさんあります。



一度見ただけではチンプンカンプンかもしれませんが、勉強してみると意外と簡単なので、よかったら何度か見直してみてくださいね(^^)


投資、運用といえば「株式」
というイメージが強いですが、

社債」も、安定性でいったら
個人的にはかなりオススメです。



色んな投資商品がありますが、

少しずつ勉強して、自分に合ったもので

運用できるといいですね(^^)