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壁にデカい穴あけたのに、敷金ほぼ全額返ってきた

タクヤです

前住んでいたマンションで、壁に大きな穴を空けてしまったのに、敷金がほぼ全額返ってきた話をします。





前に住んでいたマンションで、壁に穴を空けてしまったことがあるんです。


それは、

引っ越しをする2週間ほど前でした。




引っ越しが決まり、不要なものを捨てているとき、

ソファーが古くなったので、廃棄して新しいのを買おうと、一人でソファーを抱えて、ゴミ置き場に持っていこうと思ったときでした。。


持ち上げようとしたところ、思った以上に重く、、

バランスを崩して、そのまま壁にダイブ!


ソファーの足が壁にめり込み、壁に穴が空いてしまいます。。

しかも、その状態で慌てて動かしてしまったので、壁が更に削られて、穴が更に大きく、、

大惨事に…




そのときは、愕然としましたね。




「うわー、、やっちゃった…」

「どうすんだよ、、もうすぐ引っ越しなのに。。」

「せっかく、3年間、どこもキズ付けずに住んできたのに(T_T)」





恐る恐る、空いた穴を見てみると、思いのほか大きい…

縦と横の長さが、5cm×5cmはありそうです。。


「これは、誤魔化しきれないな…」

と思いました。




にしても、ソファの足をはいえ、こんなに簡単にめり込むんだ…と思いました。

恐らく、鉄骨の物件だったので、壁がもろかったんでしょう。

鉄筋コンクリートならここまで酷くなっていなかったと思います。




とりあえず、やってしまったことは仕方がない…


数分ほど凹んだら、

「さて、どうしようか」

と考えます。




ケース1

「業者を呼ぶか?」

「いやいや、、めっちゃお金掛かりそう。。」


ケース2

「いっそのこと、このままで家を出るか…!」

「でも、敷金が全部飛んで、更に請求されそう…(汗)」




もし、このまま穴を空けた状態にしたら、敷金が全部ぶっ飛ぶと思いました。

それだけじゃなく、さらに追加料金も請求されるのでは…?とも思いました。




というわけで、

「絶対に、このまま穴が空いた状態で退去するのは却下だ!!」

と思いました。




そして、

「なんとか、自分で補修しないと…」

という結論に達します。




早速、ネットで「壁の補修」について調べみます。

すると、思いのほか、たくさんの商品が出てきました。


・小さな穴専用の簡易的な補修キット
・大きな穴でも補修できるキット


などなど


どれもネット通販で買えて、安いものだと1,000円未満でもあります。




色々とリサーチした結果、

「これならいけそうだ!」

と思った商品をネットで購入しました。


2,000円くらいの、やや大きめの穴でも補修できるキットです。





この商品、親切だな~と思ったのは、

壁紙にたくさんの種類が用意されていたことです。


当たり前ですが、マンションによって、使われている壁紙は異なりますからね。

違う壁紙を貼っても、すぐに分かってしまいます。


補修するなら、同じ壁紙を使わなければなりません。

幸い、うちのマンションの壁紙は、よくあるスタンダードなタイプだったので、同じ種類がすぐに見つかりました。




楽天で買った補修キットは、2日間ほどで届きました。


引っ越しまで、あと2週間…!

なんとか間に合いそうです。。




補修キットを開けると、中には色んなものが入っていました。


・補修材
・パテ
・養生テープ
・クロス(張替え用の壁紙)
・リペアプレート(穴を隠すシート)
・ボンド


などなど




はじめは、

「うわ~~面倒くさそうだな。。」

と思いましたが、思いのほか簡単にできました!



手順書は中に入っていましたが、それよりも動画に助けられました。

たまたま、親切に使い方の動画をYouTubeにアップしてくれていた方がいたので、参考にさせてもらいました。





ステップとしては、こんな感じです。


まず、空いた穴を綺麗にします。(よぶんなクロスやゴミ(壁の中に残っているもの)を取り除く)
 ↓
次に、穴の周りの壁紙を正方形に切り取ります。
 ↓
次に、穴の部分をサンドペーパーで平らにします。
 ↓
次に、穴の部分にリペアプレート(穴を隠すシート)をボンドで貼り付けます。
 ↓
その上からパテを塗り、ヘラで平らにします。
 ↓
その後、パテをしばらく乾燥させます。
 ↓
次に、サンドペーパーでパテを滑らかにします。
 ↓
最後に、補修用のクロス(壁紙)を貼る


これで終了です!




乾燥の待ち時間を除いたら、作業時間は1時間もかかりませんでした。


図工の成績2だった私でもできたので(笑)、きっと誰でもできると思います。




完成した壁をよーーく見ると、壁紙のつなぎ目が分かりますが、目を凝らさないと分からないレベルです。

壁紙の色も模様も、住んでいる部屋のものとまったく一緒だったので、傍から見るとまず分かりません。




「これならいけるか…!」

若干の不安もありましたが、引っ越し当日になりました。




管理会社の人と一緒に、部屋の退去時チェックをします。


部屋中をチェックして回る管理会社の人、、


管理会社の人「…」

私「(ドキドキ)」

管理会社の人「はい、大丈夫そうですね、綺麗に住んでいただきありがとうございます(^^)」

私「よかったです!ありがとうございます(^^)」



なんとか、バレませんでした…!


ホッと胸をなでおろしましたね。。




退去する間際に、

管理会社の人「敷金の返済については、原状回復工事のお見積りと合わせて、別途またご連絡しますね(^^)」

と言われて終了です。




そして、後日、、

管理会社から、原状回復工事の見積もりが届きます。


恐る恐る目を通してみると、


借主負担はほぼゼロ!

気になっていた、壁の穴のことは全く記載されていませんでした♪


どうやら、その後の業者の現地確認でもバレなかったようです。




その後、入居時に預けていた敷金1ヵ月分が、丸々返ってきました…!


嬉しい。。





少しの手間を惜しまず、壁穴を補修してよかったです。


もし、穴を放置していたら、まず間違いなく借主負担で敷金から原状回復工事が行われるでしょうからね。




長く賃貸物件に住んでいたら、壁に穴の一つや二つ空けてしまうこともあるかと思います。


もしそうなってしまっても、通販で買えるような補修キットを使えば、自分で補修できること、

そして、自分で補修すれば、敷金を使わずに戻せること、

この2つが分かったのは、良い勉強になりました。




壁に穴をあけたまま放置していたら、敷金がどれくらい取られたかは分かりません。

でも、わずか2,000円くらいの費用と、1時間くらいの時間を投資すれば、敷金がほぼ全額戻ってくる、

こう考えると、補修キットの穴埋めは、非常にコスパがいいと思います。




もし、今、住んでいる部屋で壁に穴が空いていたり、

今後、壁に穴を空けてしまったときは、参考にしてくださいね。




追伸:

ちなみに、私が空けてしまった穴は5cm×5cmとやや大きめの穴でしたが、穴自体は埋めずに、外からパテで見えなくして補修しました。

ただ、もっと大きな穴が空いた場合は、穴自体も埋めないと、外からリペアプレートとパテで覆うだけでは無理があると思います。(触ったら即バレるし、見た目の違和感も大きい)

穴の大きさによって、対応している補修キットや対処法も変わってくるので、一度ネットで調べてみるのがいいですよ。