詐欺投資を見抜く5つの方法
タクヤです
今回は、詐欺投資を見抜く5つの方法をお話しします。
この5つを知っておけば、絶対ではありませんが、高い確率で詐欺投資を見抜くことができるようになります。
では、早速1つずつご紹介していきますね。
1.運用者の顔が見えない投資は危険
投資をするとき、「その投資を誰がやっているのか?」が見えない、分からないような投資はとても危険です。
実際のところ、投資詐欺を持ってくるような人は、意外にも「騙してやろう」と思っていることは少ないんです。
実は、「どこの誰がやっている投資か?」を知らずに紹介してくる人が多いんですね。
なぜかというと、代理で紹介料を既に貰っている人が多いからです。
自分はもう紹介料を貰っているから、その投資が詐欺だろうと、詐欺じゃなかろうと、誰が運用をしようと、どうでもいいわけですね。
もちろん、紹介者自身が詐欺師かその片棒を担いでいて、詐欺ろうと話を持ちかけてくるケースもあります。
いずれにしても、
「誰が運用しているのかきちんと分かる」
「責任者が誰かが分かること」
これをしっかりと把握することが、詐欺投資ではない最低条件と言えるでしょう。
2.少額で参加できる投資は危険
5万円とか、10万円など、少額で参加できるような投資は危険です。
エントリー金額の最低額が小さければ小さいほど、詐欺投資のリスクが上がると思ってください。
詐欺投資を企画するような輩は、まず金額を小さく設定します。
そうすることで、マネーリテラシーの無い人を集めようとするんですね。
そういった人は、騙されやすく、また騙されたと気づいても、
「少額だから諦めようかな…」
「裁判とかのお金の方が高くつきそうだし…」
と泣き寝入りしてしまうんですね。
一方、お金持ちは詐欺投資に引っ掛からないような情報を身に着けているケースが多いです。
なので、詐欺投資をする輩は、マネーリテラシーの低い、情報弱者を狙うわけですね。
5~10万円どころか、50万円、100万円でも危ない投資はあります。
最低でも1000万円以上なら比較的安心です。
安全な本物の投資は、最小投資金額(エントリー)が大きいことを覚えておきましょう。
3.複雑なスキームの投資は危険
投資の説明を受けたとき、その説明が複雑であるほど、詐欺投資であるリスクが高まります。
難しいことをペラペラと、時間をかけて喋った割には、結局、何を言っていたのかイマイチ分からない…
そんな投資は詐欺である可能性が高いです。
逆に、シンプルであるほど安全度が増すと言えるでしょう。
究極の運用とは、「資産価値があるものを安く買って、高く売る」ですからね。
不動産しかり、純金しかりです。
複雑なスキームの運用は危険と覚えておいてください。
4.元本はすぐに返せる!という投資は危険
これは騙されやすいのですが、
実は、元本がすぐに戻るような投資は危険なんです。
なぜかというと、元本がすぐに戻るような運用は、元本が毀損している可能性があるからです。
どういうことか?
そもそも、出資金を本当に運用に回しているのなら、元本償還などすぐにはできないはずです。
すぐに返そうと思ったら、運用に穴を空けてしまうことになるので。
一度運用に回したお金は、そう簡単に回収できるものではありません。
(現物投資などは、早くても1~2ヶ月は掛かります)
基本的に、元本が戻ってくるのは、運用が終わってからであるはずなんですね。
にも関わらず、何の迷いもなく「元本は、返してほしかったら、すぐに返しますよ!」などと言う運用者は怪しいと思ってください。
(もちろん、運用者が身銭を切って、立て替えてくれるのなら話は別です)
ちなみに、元本償還をしない投資の一つに「ポンジスキーム」というものがあります。
最近、はやりの投資詐欺なので覚えておいてください。
ポンジスキームは、投資家への配当を、運用で出た利益ではなく、「投資家自身の元本」から支払っています。
なので、元本を返せるはずがありませんよね。
こういう投資詐欺をする輩は、「元本は返してほしかったらすぐに返すからね!」と言って誘い、金をだまし取ったら絶対に返しません。
しっかりと頭に入れておき、騙されないように気を付けましょう。
5.超高利回りの投資は危険
今の世の中には、様々な投資があり、
それらに共通していることの一つに、「高利回り(利率が高い)であるほど、詐欺投資であるリスクも高まる」というものがあります。
ちなみに、これは明らかな詐欺投資でなくても当てはまります。
例えば、新興国の国債、これは決して詐欺投資ではありません。
証券会社でもふつうに買うことのできる投資商品です。
新興国の国債は、表面利回りが高く設定されています。
そのため、騙されて買ってしまう人が後を絶ちませんが、これを買うと後悔することになります。
実際には、実態利回りが低く、とてもじゃないけど利益を出せないからです。
価値の保全された安全な運用で、利回りが年間20%以上もいくことはまずあり得ません。
世界一有名な投資家のウォーレンバフェット(資産何十兆円)でさえも、年間20%までの利回りでしか運用はやらないと名言しています。
金持ちは、利回りが1%でも、1億円をエントリーすれば、100万円の利益が出ます。
だから、あえてリスクを抱えて高利回りの投資に手を出す必要がないんですね。
ですが、お金の無い人は、大きな種銭を出せないから、高利回りの詐欺投資に引っ掛かってしまうんです。。
利回りが30%も40%もある投資で、安全なものなどまずありません。
良い条件ほど怪しいと考え、騙されないよう気を付けましょう。
以上で、詐欺投資を見抜く5つの方法は終わりです。
投資・運用をしている方、
これからやろうと思っている方は参考にしてくださいね。